「ガチ」って楽しい。
こんにちわ!きなこです。
今回は日常で感じたことを呟きます。昨日は家で友達とニンテンドースイッチの「スイッチスポーツ」をやりました。ゲームとはいえ身体を使うので、結構いい運動になりました。途中でお互いムキになって勝つために全力でやりました。バレーボールやボーリングを。
そこで思いました。全力って楽しいなと。世の中には「何事も楽しむ姿勢」という言葉がありますが、「楽しもう」と思っている時点で「楽しんでないんじゃないか」という疑問がずっとありました。「楽しもう」と思って取り組む中で辛いことがあったら、挫折するのでは・・・とかいろいろ物事に対する姿勢について考えてきました。しかし、自分の中で腑に落ちる答えが「スイッチスポーツ」を全力でやっているうちに発見できました。
すなわち「ガチでやる」ということ。
ゲームや趣味はその人にとって元から「楽しい」ものだから「楽しもう」なんて心掛ける前に「真剣に」取り組んでると思うんです。「真剣」つまり「ガチ」です。「全力でやろう!」でも「楽しもう!」でも無く「ガチでやる」から充実感や「楽しい」という充足感が漲るのではないでしょうか。
目の前のことを「楽しもう!」じゃなくて、「楽しいな」と自分に言い聞かせてやると何でもゲームになる。プロにとっての「仕事」は仕事でも遊びでもなくゲームと本質は似ている。ガチでやるっていう姿勢です。ゲームでラスボスと戦っている時、適当にやったり遊び半分でやる人はいないでしょう。それと同じです。
つまり何が言いたいのかというと、芸術家として最高のモノを完成させたり、サラリーマンとして結果を出したり、何か取り組むってときは、一生懸命やった「後」から楽しさを感じるのでは遅いということ。「楽しもう!」という姿勢もガチじゃないからプロでもない。「スイッチスポーツ」みたいなゲームの様に「ガチでやる」その「姿勢」が既に楽しいし、まさしく「ガチでやる」のがプロの姿勢だと思います。
「スイッチスポーツ」をした翌日に、職場で任されたトイレ清掃を「ガチ」でやったら途中から楽しくなってきました。真剣に目の前のことに取り組む自分が好きになってくるんですよね。ここで言っているのは「何事も全力でやれ!」ということではありません。燃え尽き症候群になったら大変ですから。ただ目の前のことを真剣にやる。高校のとき、自分がテスト前にノートを真剣にまとめていたら「お前、ガチやん・・・」と引かれ?ました。
ですが、私はこれから、今書いてるブログのような「確実に収益が発生するとは限らないもの」やトイレ掃除のような「みんなが嫌がること」、世間からはあまり凄いと言ってもらえない仕事をプロとして、他人から「お前、ガチやん・・・」と引かれる勢いでやっていきたいと感じています。なんかそうすれば前述したとおり自分のことを好きになれると思うんですよね。
もちろんゲームと漫画もガチでやりますよ。ええ!
ではまたッ!
『HUNTER×HUNTER』考察 / ゲンスルー戦での鮮やかな伏線回収
こんにちわ!きなこです。(⌒∇⌒)
今回は『HUNTER×HUNTER』グリードアイランド編のゴンとゲンスルーの戦いで描写された伏線回収を解説します。ゴンとキルア、ビスケはゲンスルー戦へ向けて「とある作戦」を立てました。それは、事前に作った落とし穴がある地点までゲンスルーを誘き寄せ、ゴンのジャジャン拳で一気に巻き添えにすること。さらにカード化した「岩」を落とし穴の中で具現化させ、予め作っておいた逃げ場にゲンスルーを誘い込んで、渾身の一撃をぶち込むこと。
念能力での勝負は力量差だけでは決まらない・・・という言葉通り、ゴン組の知恵が功を成した一戦と言えるわけですが、実は結構ギリギリのところで勝った節もあります。戦いの冒頭でゴンはゲンスルーに「約束なしじゃたとえ殺されても もう本(バインダー)は出さない!!」とカードを渡すことを真っ向から拒否します。が!その時点でハンゾー戦のようにゲンスルーに拷問をされていた可能性だってあったわけです。現にゲンスルーはゴンに「先に参ったと言った方がカードを渡す」という条件をつけられた際も、「勘違いしてないか? お前は条件どうのと言える立場じゃない」と返します。
力づくで奪う気満々です。
ちなみに15巻の143話でゲンスルーに条件交渉を持ち掛けようとしたプオールは、有無を言わさず殺されてしまいます。しかしゴンは口論の末、悪の権化であるゲンスルーに「先に参ったと言った方がカードを渡す」という一応の条件のついた決闘をすると認めさせます。プオールとゴンの違いは何だったのでしょうか?実はプオールが殺害される瞬間がゴンVSゲンスルーの根幹を成立させるための伏線になっています。
条件交渉を持ち掛けたプオールに対してゲンスルーは、「交渉」のコツについて、「いかに冷静でイカレてるか相手に理解させるのがコツだ」と話しています。そして18巻の176話で「約束なしじゃたとえ殺されても もう本(バインダー)は出さない!!」というゴンの条件に対してゲンスルーは「お前も狂ってるな オレとは違うところがだが」と話し、「先に参ったと言った方がカードを渡す」という決闘に応じます。
命よりも「自分の意地」を優先させた条件を出すゴンを「イカレてる」と判断したからこそ、遊び半分で「参った」というまで泳がせてやろう。という気になったのでしょう。ここでゲンスルーが単なるカードの強奪ではなく、決闘に応じたことがゴンの勝利に大きな影響を与えています。
まとめとして、15巻の143話のゲンスルーの言う「いかに冷静でイカレてるか相手に理解させるのがコツだ」という「交渉」の仕方をまさか、主人公であるゴンが実践してみせるっていうのが面白いですよね・・・(〃艸〃)ムフッ
ではまたッ!
『HUNTER×HUNTER』考察 / No.074「9月1日③」のヒソカの挿絵について
こんにちわ!きなこです(⌒∇⌒)
今回は『HUNTER×HUNTER』の「とあるヒソカの挿絵」の意味について考えていきたいと思います。 9巻の74話「9月1日③」のクロロとウボォーギンの会話のシーンです。マフィアの地下競売を襲撃した際、目当ての品物が無かったことに疑問を感じたウボォーギンはクロロに「オレ達の中に背信者(ユダ)がいるぜ」と幻影旅団とマフィアとの間に内通者がいることを話します。
それに対し団長クロロは「いないよ そんな奴は」「それにオレの考えじゃユダは裏切り者じゃない」と内通者がいる可能性を否定します。続けてクロロは「マフィアにオレ達を売って「そいつ」は何を得るんだ?」「金か?名誉か?地位か?」と話します。その次のコマに移る間に意味深な「ヒソカの目」が入り、「それで満足したと思えるような奴がオレ達の中に本当にいるのか?」というクロロの吹き出しに若干、そのコマが被っています。
この不気味なヒソカの眼差し。その意味について普通に考えれば、ヒソカがクラピカと繋がっており幻影旅団にとって紛れもない「内通者であること」の暗示と、これから本格的にクラピカと会い「内通者」となるヒソカがクロロの真意を探りながら興味深く聞いてる様に思えます。
しかしよく見ると・・・「それで満足したと思えるような奴がオレ達の中に本当にいるのか?」と話すクロロは上のコマのヒソカと目を合わせて言っている様に見えます。もしかしたらクロロはウボォーギンとの会話を通してヒソカに「バカなマネはやめておけ」と諭しているのかもしれません。
後の天空闘技場でのヒソカVSクロロ戦で、クロロはヒソカに自分が戦闘時に使う能力を全て開示し、「挑発するわけではなく100%オレが勝つ」「それでも続けるか?」と話す。まるで、出来ればヒソカを殺したくないと言っているようなものです。
ちなみに同じく9巻の「No.076「9月1日⑤」」ではさっそくヒソカはクラピカに会いに行こうとします。それに対してクロロは「………悪巧みか?ヒソカ」とこの表情です。まるで教師が生徒を見守る姿勢ですね。まるでパリストンという危険人物をあえて副会長にして、自分の側においていたネテロ会長のようです。要するにクロロは「ヒソカ」を「面白い人物」だと感じていた節があります。
今は真逆で、シャルナークとコルトピを殺したヒソカにブチ切れてますが笑
まとめとして、ヒソカはクロロを狙い、クロロは何かを企むヒソカを面白がる。という作中最強な2人の絶妙な関係。それが始めて絵として表現されたシーンが、この74話「9月1日③」だと思います。
ではまたッ!^_^
映画に登場する独特なルール紹介 / 『レミニセンス(2021)』
こんにちは!きなこです。
「独自のルール」が登場する映画の面白さは、主人公や登場人物がそのルールに従わざるを得なくなる展開にあります。ルールの裏をどうかくか、どうやってルールを厳守していくか、というその駆け引きが魅力です。
ヒュー・ジャックマン主演で話題となった本作は、「ダークナイト(2008)」等の脚本を務めたクリストファー・ノーラン監督の弟ジョナサン・ノーランが監督した作品。
都市が水に沈んだ荒廃した世界で「記憶潜入エージェント」として活躍する主人公が、とあるギャング組織の正体と目的を探るべく、瀕死の状態で発見されたとあるギャングの記憶に潜入する。その記憶の中で、主人公はとある謎の女性の存在を知る。というのが「主なあらすじ」です。
そんな本作に登場する「ルール」がこちら!
①「潜入できる記憶は、対象者が五感で体験した全て」
②「同じ記憶に何度も入ると、対象者は記憶に吞み込まれ、現実に戻れない」
③「記憶から、事実と違うことを植え付けると、対象者は脳に異常をきたす」
劇中で説明されますが、この「主なあらすじ」と「ルール」を鑑賞前に頭に入れてから映画を観て、主人公と一緒に事件に翻弄されてみるのはいかがでしょうか??。
ではまたッ!(^▽^)/
『HUNTER×HUNTER』考察 / カキン帝国とカイトの関係
こんにちわ!きなこです。
今回は作者の冨樫義博氏によるTwitter開設で、約3年ぶりの連載再開が噂されている「HUNTER×HUNTER」の考察を行います。テーマはカイトと現在の「暗黒大陸編」に登場しているカキン帝国との関係を探ります。
実は「カキン帝国」というワードは作中で「暗黒大陸編」より前の「キメラアント編」の冒頭にあたる部分で既に登場しています。それが18巻の186話のこのシーン。
「ここで何してるの?」というゴンの問いかけに対してカイトは「生物調査さ カキン国に依頼されてな」「新種の発見と生物調査が主な仕事だ」と語っています。当時は気にも留めていなかったのですが、カイトが生物調査をカキンに依頼されていたという事実がこのページで明かされています。
「HUNTER×HUNTER」の世界で「暗黒大陸」というのは人類のタブーとされている場所。Ⅴ5(近代5大陸)は人類への災いを恐れて、各国で不可侵条約を締結し、事実上の暗黒大陸への渡航を禁止している。国としての歴史が他国より浅いカキン帝国は、Ⅴ5に加盟せず、非公式に5回もの調査団による暗黒大陸への渡航を行っていた。そして32巻の340話で満を辞して、一般人と共に暗黒大陸への大規模な調査を行うことを世界に先駆けて発表しました。
もし人類が暗黒大陸に進出せずとも、何かしらのキメラアント等の外来種が暗黒大陸から漂着して、人類に危害を及ぼせば、カキン帝国はうやむやにしていた不可侵条約を、V5 から再度、締結を求められる可能性があります。そうなれば暗黒大陸開拓の「先駆者」という肩書をカキン帝国は名乗れなくなる。というわけで、カキン帝国はあらかじめカイト等の優秀なフリーのハンターに生物調査を依頼し、進出の機会を伺っていた可能性があります。
その証拠に、カキン帝国はキメラアントの一件が収束したのを見計らったかの様に暗黒大陸への進出を発表しました。また、生物調査をハンターに依頼することで、暗黒大陸からの外来種の情報が手に入るし、同時に駆除までしてくれるのですからカキン帝国にとってハンターほど都合の良い人材はいないというわけです。もしカイトがピトーに殺害されていなかったらキメラアントとの戦いに加わり、その最中に「仕事」としてカキン帝国に外来種の情報を送り人類の暗黒大陸進出を速めていたかもしれません。あるいはその全てを理解した上でカイトはカキン帝国の依頼を引き受け、「いずれは暗黒大陸へ」と夢想家のジンの様に考えていたのかもしれないですね。
カイトの「暗黒大陸編」での活躍を見たかったです。・・・いや、見れるかも!!だってカイトは今、転生して生きてますもんね!!いや~楽しみです!早く連載再開してほしいです。
ではまたッ!!
実写版「カイジ」から考える実写化の成功作品とは・・・?
こんにちは!きなこです。
休日に久しぶりに藤原竜也主演の映画「カイジ」シリーズを3部作すべて観直しました。個人的に「海猿」「恋は雨上がりのように」「るろうに剣心」と並び、日本の漫画原作の実写化成功例の一つだと考えています。私の実写化が成功しているなぁと感じる映画には共通している点が2つあります。
まず一つ目は再現度の高さです。日本映画の実写化作品は演者がまるで漫画のコスプレをしていると感じることが多いです。それは単純に舞台が日本ではない漫画のキャラクターを日本人が演じていることに違和感がある場合もありますが、「現実に、もしこんな世界があるならこんな感じ」だと思わせてくれる作品が好みです。
2つ目は、実写版ならではの独自性があると嬉しいです。例えば、実写版のカイジは原作との物語や勝負するゲームのルール等、改変があります。加えて主演の藤原竜也演じる伊藤カイジも、セリフや行動は一緒ですが「同じキャラクター」だとは思いにくいです。ですが、れっきとしたカイジであることには変わりません。作りこまれた舞台のセット、音楽、役者の演技力が高すぎて「カイジ」という映画の世界観に説得力があり、キャラクターも映画の世界の中で実際に存在している様に思えてきます。
この「説得力」こそが実写映画の醍醐味だと考えています。
カイジに関しては漫画の実写版としての「再現度の高さ」と、映画「カイジ」という独自のブランドを兼ね備えていると思います。推測ですが、製作陣は原作をそのまま実写にした映画ではなく、その原作を活かして全く新しい作品を創ろうとしたのだと考えています。だからこそ実写版「カイジ」は、原作との改変点や、演出の違いがあっても既存の原作ファンに受け入れられ、新しい客層にも支持を得たのではないでしょうか?
この「再現度の高さ」と「そのまま再現しない」という2つの相反する要素があっても文句を言わせない作品は、やはりどこかに「説得力」を感じさせる「何か」が備わっているのだと感じます。
「きなこの部屋」今期おすすめムービー5選!
こんにちわ!きなこです。(^▽^)/
突然ですが、映画館で観る映画は最高です。
シンプルに作品への没入感があるだけでなく、映画館という娯楽目的以外の用途が
存在しないピュアな非日常空間にいる、という事自体が落ち着くんです。
今回は4月に公開する映画の中から、私が楽しみな作品を5つ紹介します。
まずはこちら・・・!
「 スピリットウォーカー 」
交通事故の現場で目覚めた男は、すべての記憶を失っていた。鏡に映る自分の顔も、名前も、全てがしっくりこない。しばらくすると、男はまた馴染みのない場所で目を覚ます。今度は先ほどとは違う顔で。やがて彼は12時間ごとに違う人間の体に入れ替わっていることに気づく。そして突如として、謎の女が彼に銃口を向ける。一体なぜ?何が起きているのか?そして本当の自分は何者なのか?自分が生きているのかさえ定かではない。真実を求めて走り始めた男は、やがて自分が巨大な陰謀の渦中にいることを知るのだが …。
引用元:「スピリットウォーカー」公式サイト
引用元URL:映画『スピリットウォーカー』公式サイト|4月1日公開 (klockworx-asia.com)
自分が誰か分からなくなる恐怖 × いつの間にか大きな陰謀に巻き込まれる恐怖、その2つの恐怖を描いていそうで気になります。私が観たいと思う映画のポイントの一つに「これまで無かった新しい設定やジャンルの開拓」があります。他者と身体が入れ替わる、という映画は多いですが、そこに何かを付け加えて「新しい映画」にする手法が好きです。それ以上に韓国映画の本格的な雰囲気を味わいたいというのが正直な気持ちです。
「 名探偵コナン ハロウィンの花嫁 」
渋谷ヒカリエでとある結婚式が執り行われていた。そこには、ウェディングドレスに身を包んだ警視庁・佐藤刑事の花嫁姿が。コナン達招待客が見守る中、突然乱入してきた暴漢が襲い掛かり、守ろうとした高木刑事の身に危機がー!?事態は収束し高木は無事だったが、佐藤の瞳には、3年前の連続爆破事件で、想いを寄せていた松田刑事が殉職してしまった際に見えた死神のイメージが、高木に重なって見えていた。
時を同じくして、その連続爆破事件の犯人が脱獄。果たしてこれは偶然なのか?公安警察の降谷零(安室透)が、同期である松田刑事を葬った因縁の相手を追い詰めるが、そこに現れた謎の仮装の人物に、首輪爆弾をつけられてしまう。
引用元:「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」公式サイト
毎年の恒例行事となったコナンの劇場版も今年で25周年!という事もあってか、メインテーマも初期の頃の曲調に似ており、最近のコナン映画の中でも比較的シリアスな作風になってそうです!またキーパーソンとなる、降谷零(安室透)の首の爆弾には水色とピンクの色が付いています。劇場版第一作目の「名探偵コナン 時計じかけの摩天楼 (1997) 」を彷彿とさせます。また、今作から監督は「満仲勧」という人が担当しています。音楽は映画「カイジ」シリーズやドラマ「謎解きはディナーのあとで」を手掛けた菅野祐悟。本作を起点に、コナン映画は新たな扉を開拓する予感がしてます。
「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」
全世界で歴史的大ヒットを記録した映画のみならず、舞台、テーマパークへと広がり、空前の盛り上がりを見せる史上最強のエンターテイメント「ハリー・ポッター魔法ワールド」。その最新作が、ついにこの春登場する!
魔法動物を愛するシャイでおっちょこちょいな魔法使いニュートが、ダンブルドア先生や魔法使いの仲間たち、そしてなんと人間(マグル)と、寄せ集めのデコボコチームを結成!魔法界と人間界の支配を企む黒い魔法使い、グリンデルバルドに5つの魔法のトランクで立ち向かう!ダンブルドアの’’秘密の作戦’’とは、いったい!?
引用元:「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」公式サイト
引用元URL:映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』オフィシャルサイト (warnerbros.co.jp)
前作「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 (2018) 」で本シリーズの悪役であるグリンデルバルドが本格的に人間界と魔法界の支配に立ち上がったところで物語は幕を閉じました。本作でようやく直接対決が期待できるというわけです。そして気になる点は3つあります。「クリーデンスの出生の秘密」「悪に堕ちたクイニ―と、人間ジェイコブの恋の行方」「ダンブルドアとグリンデルバルドの因縁」です。これまで伏線とされてきた事が本作で明るみになるらしいので楽しみです。それ以上にファンタビの登場人物たちのその後を観れるのが何よりも嬉しいです。あと、本作からグリンデルバルド役を降板となったジョニー・デップの代役として起用されたマッツ・ミケルセンの演技も気になります。
「 モービウス 」
天才医師マイケル・モービウス(ジャレッド・レト)。彼は幼いころから血液の難病を患っていた。同じ病に苦しみ、同じ病棟で兄弟のように育った親友のマイロ(マット・スミス)の為にも、 一日も早く、治療法を見つけ出したいという強い思いからマイケルは実験的な治療を自らに施す。それはコウモリの血清を投与するという危険すぎる治療法だった。彼の身体は激変する――全身から力がみなぎり隆起した筋肉で覆われ、超人的なスピードと飛行能力、 さらには周囲の状況を瞬時に感知するレーダー能力を手にする。しかし、その代償として、抑えきれない“血への渇望”。まるで血に飢えたコウモリのように。
自らをコントロールする為に人工血液を飲み、薄れゆく<人間>としての意識を保つマイケルの前に、 生きる為にその血清を投与してほしいとマイロが現れる。
懇願するマイロを「危険すぎる、人間ではいられなくなる」と拒み続ける、マイケル。
しかし、NYの街では、次々と全身の血が抜かれた殺人事件が頻発する――引用元:「モービウス」公式サイト
引用元URL:映画『モービウス』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ (morbius-movie.jp)
現在のスパイダーマンの映画は2つの製作会社が協力してシリーズ化しています。まず、ディズニーの「マーベルスタジオ」が製作する、「マーベル・シネマティック・ユニバース」におけるスパイダーマン。このスパイダーマンはトム・ホランドが演じており「アベンジャーズ」等のヒーロー映画と世界観を共有している設定のため、他のマーベルのヒーローとコラボすることが出来ます。そしてもう一つ並行して製作されているシリーズがSONYの「ソニーピクチャーズエンターテインメント」が製作する「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース」です。このシリーズはスパイダーマンの原作コミックの悪役を主人公に据えた映画を作ろうという企画です。現在までスパイダーマンの人気悪役「ヴェノム」の単独映画が2作、公開されました。そして今回は「モービウス」!予告からもスパイダーマンの関りを匂わせているので、本作におけるスパイダーマンという存在の扱い方次第で、今後シリーズがどんな方向性を見せるのか考察できそうです。
「 ニワトリ☆フェニックス 」
大人のファンタジーとして人気を博した「ニワトリ☆スター」から4年。コロナウイルスによる自粛期間中にリモート製作し、インスタグラムで公開された「ありがとう」をきっかけに再構築された「ニワトリ☆フェニックス」。主演の井浦新、成田凌を始め、主要キャストは続投、かなた狼監督と製作陣が新たな物語として誕生させた型破りの再構築ムービー。独立した物語りとしてお楽しみください!
井浦と成田の息の合った掛け合いはそのままに、『ニワトリ☆スター』からの続投組は、全く違う役どころで登場。紗羅マリー、ⅬiⅬiCo、津田寛治、阿部亮平、奥田瑛二、新たに、ジョーブログ( Youtuber )、そして火野正平等ベテラン、個性的な役者たちが勢ぞろい。草太と楽人の旅の行きつく先は……!?
引用元:「ニワトリ☆フェニックス」公式サイト
前作のリメイクかリブートした新しい作品なのか詳しく分かりませんが、説明を読むと、とりあえず本作から見ても楽しめそうで良かったです。「なにかから少しだけ逃げたかった。」というキャッチコピーに一気に引き込まれました。こういう自分探しというか、ふと日常から逃げた先に思わぬ出会いがあったり、かけがえのない大事なモノをみつけたり・・・そんな予期せぬハプニングから生きる意味を見出す・・・みたいな展開がロード―ムービーだと思います。私が大好きなジャンルです。本作を劇場で観て、登場人物たちと共に楽しく、そして何かを学べることを漠然と期待しています。
以上5作品が私が4月に楽しみにしている映画たちです!読んでいただき有難うございます。
皆さんも世知辛い日常を生きる糧として、ポップカルチャーの王道!映画という娯楽を「映画館」でポップコーンやジュースと共に堪能してみてはいかがでしょうか⁉(〃艸〃)ムフッ