公開予定のホラー映画紹介2 / 『 貞子DX 』今回は本格的な頭脳戦!?

(C)2022『貞子 DX』製作委員会

こんにちわ!きなこです。今回は映画『 貞子DX 』について軽くご紹介をします。

 

「貞子」という誰もが知っているキャラクターを生み出した、日本のホラー映画の金字塔・・・「リング」シリーズの新作が遂に公開されます!現段階で明らかにされているストーリーは、IQ200の天才大学生・一条文華(小芝風花)が「見たら24時間以内に死ぬ呪いの動画」の解明に奔走するというもの。ただ主人公が「不条理」から逃げ惑うホラーではなく、原因を究明しようとしているミステリー要素が「リング」シリーズらしいと思いました。

「リング」シリーズは「呪いの動画」や「貞子」といったホラー演出も魅力の一つですが、「いかにして呪いを回避するか」「呪いの正体は何なのか」をキャラクターが必死に思考を巡らせるミステリー要素のあるホラー映画という特徴があります。実は「リング」の原作者・「鈴木光司」氏は執筆中はホラー小説を書いてるつもりは無かったそうです。驚きですね。確かに今思えば「リング」シリーズは映画の冒頭付近でキャラクターが「呪いの動画」を閲覧してしまい、「呪いを回避する方法」を早く見つけないといけない、という金田一耕助シリーズの様な現在進行形のスリラー要素もありましたね。

 

さて、今回の 『 貞子DX 』ですが予告から分かる通りSNSが登場します。一度ネットに動画やメッセージを投稿すると完全に抹消することは難しい事を意味する「デジタルタトゥー」という言葉がある様に、ツイッターやインスタグラム等のSNSは一度拡散されると様々な人の目に留まります。ではもし、その媒体にこれまでの「リング」シリーズに登場した「見たら死ぬ呪いの動画」が投稿されてしまったとしたら・・・。

 

もう、とんでもないことになりそうです・・・(´;ω;`)ウゥゥ

 

それが今回の映画で描かれるようです。まさに時代に適用していく「貞子」。ポスターのキャッチコピーには「この呪いは、変異して、拡散する。」とあります。あれ?これってあのウイルスの事!?だと思いますよね。「リング」シリーズでは「貞子の呪い」の正体について「一種のウイルス」といった科学的な解釈がされる場面もあります。

「貞子の呪い」について、登場人物が「科学的な視点から解明するか」「何かしらの呪いを解く法則」を見つけるか、どちらの視点で考えるかによって物語のテイストが変わってきます。『 貞子DX 』の主人公はIQ200の天才大学生なので、「貞子」と互角に頭脳戦を繰り広げてくれたら面白いですね。いずれにしても、「貞子」という存在にたいして、どのような結論を導き出すのか・・・主演の小芝風花さんの演技が楽しみです!

 

 

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 『 貞子DX 』は2022年秋公開予定。

 

ではまたッ!(^▽^)/