「今を生きろ」って結局どういう意味か分からない。

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こんにちわ!社会福祉士のきなこです。

 

最近、自己肯定系の本を何冊か読んでいるのですが、そこにたびたび「過去のことで悩まず、未来に不安を持たず、今を生きることが大事」という文章が目に入ります。その文章を読むたびに、そんな生き方が出来たら幸せに過ごすことができるんだろうなぁ・・・と魅力を感じます。よし!自分も「今」を生きよう!と思うんですが、その度に毎回あることが過ります。

 

それは、結局「今」を生きるってどういう状態のことだろう?ということ。よく未来に不安を持たず、過去のことで悩まず・・・といいますが、その状態も息をして生きているんだから「今を生きてる」っていえないんでしょうか?う~む。例えば休日に家でボーッと何もせず寝転んでるときって「今を生きてる」に入らないのかな。

 

では「今を生きてない」ってどういった状態なのかを考えると、やはり前述の「過去のことで悩んでる」「未来に不安を感じてる」状態っていえますよね。それはつまり「物事に身が入らない」という状態が「今を生きてない」ってことじゃないのかなと捉えることができます。では「今を生きてる」の場合、目の前のことに意欲的に身がはいって取り組んでる状態ってことになりますよね。しかしその場合、本人の意思で家でゆっくりとゴロゴロしているのは「今を生きてないのか」ってなりますよね。だから私は、「今を生きてる」って結局どういうこと!?ってなっています。

 

私にとって「今を生きる」というのは高度で、未だ到達し得ない次元の概念でした。なのでとりあえず夜、寝る前に布団のなかで「今日もがんばったなぁ」と思えるようにする所から始めたいと思います。うん、それでいい。余計なことを考えるとそれこそ、そればっかりムキになって「今」を生きれなくなる・・・。気がします。