『 犬鳴村 』映画評(ネタバレ無し)★★★☆☆

©2020「犬鳴村」製作委員会

 

実在する心霊スポット、旧犬鳴トンネルにまつわる都市伝説や噂を
呪怨」などで知られるジャパニーズホラーの巨匠、清水祟監督が映画化!

 

 

あらすじ

奇妙なわらべ歌を口ずさみ、精神が不安定になった女性、行方不明になった兄弟。変死事件・・・。臨床心理士の森田奏の周りで、奇妙なことが相次いで起こり始めた。それらの出来事の共通点は、あの有名な心霊スポット「犬鳴トンネル」にあるらしい。突然死した女性が残した「トンネルを抜けた先に村があって、そこで✕✕✕を見た・・・」という言葉。奏は真相を探るために「犬鳴トンネル」へと向かうが、そこには恐るべき真相が隠されていた。

ポスター

©2020「犬鳴村」製作委員会

作品データ

英題

  • 『 HOWLING VILLAGE 』

上映時間

  • 108分

公開日

  • 製作国(日本) 2020年2月7日

製作キャスト

きなこ評

旧犬鳴トンネルの奥には、国が干渉できない地図から消された村、いわゆる「犬鳴村」が存在するという都市伝説がある。そしてこの映画は、題名からも分かる通り、心霊スポットの恐怖というより、得体の知れない異文化や伝説に対する不気味さのほうが伝わってくる。

 恐怖のジャンルとしては、「ミッドサマー」「食人族」「ウィッカーマン」の様な得体の知れない文化に知らぬ間に巻き込まれ、ついには取り返しのつかない状態となる類の恐怖なので、それを期待したほうがいい。観終わってから、そう思った。(もったいない…)

 少なくとも「実話だったらどうしよう」と不安に思えた。知らない異文化に対する恐怖を扱うホラーを清水祟監督が撮ったことにより邦画独特の不気味な雰囲気の映画に仕上がっている。

『 ターミネーター/ニュー・フェイト 』映画評(ネタバレ無し)★★★★☆

© 2020 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

 

殺人兵器ターミネーターの恐怖と、人類と人工知能の可能性を描いたシリーズ最新作。「ニュー・フェイト」はシリーズ第6作目でありながら、過去の3〜5作を無視して制作された、第2作目の正統な続編です。

 

 

あらすじ

「審判の日」は回避され、人類は滅亡を免れた・・・筈だった。しかし危機はすぐそこまで迫っていた。メキシコシティで暮らしていた、ごく普通の21歳の女性ダニーのもとに、未来から最新型ターミネーター「REV-9」が命を狙って襲ってきた。その頃、同じく未来からやってきた女性「グレース」が、ダニーを守るためにREV-9と戦闘を開始する。次第にグレースはREV-9に追いつめられ、絶対絶命となる。とそこへ、かつて人類を滅亡から救ったサラ・コナーが現れる。

ポスター

© 2020 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

作品データ

原題

  • Terminator: Dark Fate

上映時間

  • 129分

公開日

  • 製作国(アメリカ合衆国)2019年11月1日
  • 本国 2019年11月8日

製作キャスト

きなこ評

冒頭からターミネーターらしい不穏な空気が流れると共に、観客に混乱を与える衝撃の展開が用意されている。シリーズのファンであれば尚更、賛否が分かれる展開であるが、同時に制作側の決意を感じた。

冒頭の展開が物語において重要な役割を果たし、ラストの感動につながるので絶対に最初から観て欲しい!あと、途中で席を立つのだけはやめてほしい。冒頭だけではなくシリーズ第2作目からの伏線が奥深いメッセージとなって回収されるのは見事だった。ターミネーターは単なるアクション映画ではなかったなと、思い出した。初鑑賞時は、もうこの映画がヒットしても「ターミネーターの完結作」としての完成度が高いから続編は作らないでほしいと感じたくらいだ。

お馴染みのT-800とサラ・コナーの容赦無いアクションシーンの連続と、新しいキャラクターの統合がうまい。このあたりは恐らく、『 スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015) 』を意識した脚本だろう。悪役となるREV-9は、分身というシリーズ通してみても、画期的な能力を持つ敵キャラクターだが、その要素を活かしてもっと不気味に演出できたはずだと思う。

ちなみに監督のティム・ミラーは本作のことを「失敗作だ」と語っている。確かに興行的にはそうかもしれない。しかし「ターミネーター」シリーズとしての本作を私は高く評価している。

 

夏は映画祭りだ!『 ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 』紹介&考察

(C) 2021 Universal Studios. All Rights Reserved. (C) 2021 Universal Studios and Storyteller Distribution LCC. All Rights Reserved. (C) 2022 Universal Studios and Amblin Entertainment. All Rights Reserved.

 

こんにちわ!きなこです(⌒∇⌒)

スティーブン・スピルバーグ監督による『 ジュラシック・パーク(1993) 』は恐竜、アドベンチャー映画の金字塔であり、「人類の科学の進歩」に警鐘を鳴らすSF映画としても質の高い作品でした。シリーズは7月29日公開の『 ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 』で第6作目となり、ついに完結を迎えます。モンスターとSFの両ジャンルを兼ね備え、「遺伝子組み換え技術」を主なテーマとして描いてきた「ジュラシック・シリーズ」。完結作で現代を生きる我々に、一体どんなメッセージを与えてくれるのか・・・楽しみでなりません!

今回は『 ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 』について紹介していきます。

※本記事は公式サイトの情報や「ジュラシック・ワールド/炎の王国」のネタバレに触れています。

☆製作陣&あらすじ☆

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ジュラシック・ワールド」が建設されたイスラ・ヌブラル島は、火山噴火に遭い、救出された恐竜たちは、世界中へと放たれてしまった。それから4年の月日が経ち、恐竜行動学者・オーウェンクリス・プラット)と、「ジュラシック・ワールド」の管理責任者だったクレア(ブライス・ダラス・ハワード)は、人里離れた地で14歳になったクローン少女であるメイジー(イザベラ・サーモン)を守っていた。オーウェンは子供を連れたブルーと再会するが、何者かによってブルーの子供が誘拐される。オーウェンはクレアと共に救出へ向った。その頃、土壌科学者・サトラー博士(ローラ・ダーン)はかつて共に「ジュラシック・パーク」を視察した、古植物学者・グラント博士(サム・ニール)とバイオ企業「バイオシン」の調査をしていた。「バイオシン」は世界各地の恐竜を捕獲し、研究しているらしい。2人は無秩序(カオス)理論学者・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)に協力を求める。 果たして、人類と恐竜の運命や如何にー。

☆注目ポイント&作品考察

「ジュラシック・シリーズ」は「新たなる支配者」を含めて全6作あります。1~3作は恐竜のテーマパークが一般向けに公開される前の物語。そして第4作目となる『 ジュラシック・ワールド(2015) 』から続く現シリーズは、既に出来上がってしまった後の悲劇を描いています。第4作目から主要人物も新しくなったので、シリーズは1~3作と4~6作と大きく分けて2つの章から成っているともいえます。さて、第6作目「新たなる支配者」では、完結作として1~3作の主要人物・アラン博士、サトラー博士、マルコム博士がついに合流します!彼らは各分野のスペシャリストなので、恐竜が蔓延る世界の救世主となってくれる事でしょう。個人的に、「新たなる支配者」は「ジュラシック・ワールド3」であり、「ジュラシック・パーク4」とも思っています。

「ジュラシック・シリーズ」は全編通して、遺伝子を操作できる様になった人間の「倫理観」をテーマとして描かれてきました。そのテーマが最も顕著に表れた作品が第5作目である『 ジュラシック・ワールド/炎の王国(2018) 』だと思っています。「炎の王国」では、火山噴火が迫る島に残された恐竜たちを、「保護するか」「絶滅させるか」という2つの選択を登場人物は迫られます。主人公たちは恐竜を保護せず、島に残して絶滅させる選択を取りました。

しかし、一部の恐竜たちは「軍事利用」の為に、かつて「ジュラシック・パーク」の建設に貢献したロックウッド財団によって引き取られ、財団の地下室で管理されることになりました。この時点で人類は、恐竜に対して「保護する」、「絶滅させる」、「兵器として利用する」、「商用利用する」という4つの対応策を見出しています。一つ目の「保護する」は、どちらかといえば「商用利用する」ともいえそうですね。最新作「新たなる支配者」は、シリーズ完結作なので、人類が恐竜に対して4つの内、どの選択をするのか結論を出してくれる筈です。

前作「炎の王国」で主人公たちがやむを得ず、恐竜たちを全て殺処分しようとした際に、クローン少女であるメイジ―は「私と同じクローンだけど、みんな生きてる」と話し、恐竜たちを逃がしました。私はこのシーンで、おそらく次作の主人公たちが持つ選択肢の中に「恐竜を絶滅させる」はもう無いだろうなと感じました。

恐竜に対する人類側の勢力争いも気になりますが、もう一つ最新作で期待していることがあります。それはシリーズがテーマとして描いてきた、「科学の進歩」と「命の尊厳」に対して現代にどんなメッセージを与えてくれるのかということです。

「ジュラシック・シリーズ」の完結作となれば、前述した人類同士の勢力争いを終結させただけで、物語が終わるとは思えないんです。

劇中の、化石となった蚊の血液から恐竜のクローンを作る、というのはDNAの構造上どれだけ科学が進歩しても不可能だそうです。つまり「恐竜の復活」というのは、第1作目である『 ジュラシック・パーク(1993) 』公開当時から現代まで「SF」や「ファンタジー」の世界です。しかしシリーズが論じてきた、科学の進歩が命の尊厳を脅かす危険性、というのはフィクションでも何でもなく現代に生きる我々が考えざるを得ない課題として存在しています。例えば最近、話題となってきたゲノム編集食品や動物のクローン実験。それの何がいけないの?という人もいるかもしれません。気持ちは分かります。だって「具体的なデメリット」が見つかっていないんですから。クローン生物もゲノム編集も、現代科学の技術なら出来得ること。でもやるかどうかは「人間の倫理観次第」という・・・

まさに「ジュラシック・パーク」の登場人物と同じ局面に人類は今、立たされているといっても普通に過言ではありません。

だからこそ、完結作での登場人物たちの「科学の進歩」と「倫理観」についての価値観のぶつかり合いが最高潮に達し、それがどんな答えや問題提起になって私たちに届くのか・・・とても興味深いです。そして楽しみです!

 

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 』は7月29日公開。ぜひ家族でこの恐竜SFアドベンチャーを堪能してみてはいかがでしょうか??

ではまたッ!(^▽^)/

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ちくわ

 

こんにちわ!きなこです(⌒∇⌒)

 

私はいつも映画館で、雰囲気を楽しむためにポップコーンを買います。でもいつも映画が始まってから食べていると後悔してきます。難しい内容の映画であるなら尚更です。映画は視覚と聴覚を通して体感するエンターテインメントであるのに、そこに味覚が加わってしまうと自分の映画に対する感受性が鈍ってしまう気がするんです。せっかくの劇場鑑賞なのに・・・。

 

とはいえ、映画館にポップコーンやドリンクの販売は必須のコーナーです。子どもの頃はゴールデンウィーク等の連休に親に映画館に連れて行ってもらい、ゴジラやコナンを楽しみました。その頃、キャラメル味のポップコーンとコーラの乗ったトレーを抱えながら暗い部屋に入っていくあの感覚は今でも覚えています。あの時は普通に上映中にガブガブと食べながら鑑賞していましたが、映画の内容は覚えており、作品への驚きや感動もしっかりと覚えています。

 

ではまたッ!

 

 

ハンターハンターの連載が楽しみすぎます。

こんにちわ!きなこです。ハンターハンターの面白いところ!

 

まず一つ目!それは主人公。主人公のゴンはポケモンみたいな夕方の6~7時の子ども向けアニメにいそうな典型的な王道の主人公です。しかし、世界観は残酷、不条理・・・というギャップがあるんです。この容赦のない不条理を主人公のゴンが「閃き」で解決するから余計に勇気をもらえたりします。

 

しかし主人公だからといって、何もかも上手くいくわけではありません。「ハンターハンター」の作者・「冨樫義博」氏は本作を執筆するにあたり、「面白ければ主人公でも容赦なく殺すつもりで描く」と語っている方です。この点は「呪術廻戦」の作者と同じですね。また、ストーリーを考えるにあたりキャラクターが言わなさそうなセリフや展開になるとボツにし、脚本を練り直すそうです。キャラクター、ストーリー、セリフの全てが必然的であるからこそ、登場人物の微妙な心情の変化がストーリーに大きな影響を与えるのが面白いポイントです。

 

ハンターハンターの連載が楽しみすぎます。今の休載期間は過去最長の3年に突入していますが、その分楽しみ度も今までで一番です。なぜなら現在の暗黒大陸編は、暗黒大陸に向かうブラックホエール号というデッカイ船の中の話なんですが、乗船しているキャラクターはほとんど今までの章を代表する人物が集まってるんですよ。ハンターハンターは章ごとに作品の雰囲気が若干変わりますので、アベンジャーズの様な、まるで別の作品のキャラクターが同じ船に乗船している感じがします。そこで行われるキャラクター同士の初対面も面白いです。キャラクター同士は初対面ですが、読者は両方とも知っているというか・・・とにかく夢のコラボみたいな気がして楽しいです。

 

そして本当に興味深いのが、その船の中に肝心の主人公ゴンと相棒的な立ち位置のキルアが不在なんです。しかも、今のところ合流の予定はありません。面白すぎます。

 

ではまたッ!(^▽^)/

 

 

公開予定のホラー映画紹介2 / 『 貞子DX 』今回は本格的な頭脳戦!?

(C)2022『貞子 DX』製作委員会

こんにちわ!きなこです。今回は映画『 貞子DX 』について軽くご紹介をします。

 

「貞子」という誰もが知っているキャラクターを生み出した、日本のホラー映画の金字塔・・・「リング」シリーズの新作が遂に公開されます!現段階で明らかにされているストーリーは、IQ200の天才大学生・一条文華(小芝風花)が「見たら24時間以内に死ぬ呪いの動画」の解明に奔走するというもの。ただ主人公が「不条理」から逃げ惑うホラーではなく、原因を究明しようとしているミステリー要素が「リング」シリーズらしいと思いました。

「リング」シリーズは「呪いの動画」や「貞子」といったホラー演出も魅力の一つですが、「いかにして呪いを回避するか」「呪いの正体は何なのか」をキャラクターが必死に思考を巡らせるミステリー要素のあるホラー映画という特徴があります。実は「リング」の原作者・「鈴木光司」氏は執筆中はホラー小説を書いてるつもりは無かったそうです。驚きですね。確かに今思えば「リング」シリーズは映画の冒頭付近でキャラクターが「呪いの動画」を閲覧してしまい、「呪いを回避する方法」を早く見つけないといけない、という金田一耕助シリーズの様な現在進行形のスリラー要素もありましたね。

 

さて、今回の 『 貞子DX 』ですが予告から分かる通りSNSが登場します。一度ネットに動画やメッセージを投稿すると完全に抹消することは難しい事を意味する「デジタルタトゥー」という言葉がある様に、ツイッターやインスタグラム等のSNSは一度拡散されると様々な人の目に留まります。ではもし、その媒体にこれまでの「リング」シリーズに登場した「見たら死ぬ呪いの動画」が投稿されてしまったとしたら・・・。

 

もう、とんでもないことになりそうです・・・(´;ω;`)ウゥゥ

 

それが今回の映画で描かれるようです。まさに時代に適用していく「貞子」。ポスターのキャッチコピーには「この呪いは、変異して、拡散する。」とあります。あれ?これってあのウイルスの事!?だと思いますよね。「リング」シリーズでは「貞子の呪い」の正体について「一種のウイルス」といった科学的な解釈がされる場面もあります。

「貞子の呪い」について、登場人物が「科学的な視点から解明するか」「何かしらの呪いを解く法則」を見つけるか、どちらの視点で考えるかによって物語のテイストが変わってきます。『 貞子DX 』の主人公はIQ200の天才大学生なので、「貞子」と互角に頭脳戦を繰り広げてくれたら面白いですね。いずれにしても、「貞子」という存在にたいして、どのような結論を導き出すのか・・・主演の小芝風花さんの演技が楽しみです!

 

 

youtu.be(C)2022『貞子 DX』製作委員会


 

 

 『 貞子DX 』は2022年秋公開予定。

 

ではまたッ!(^▽^)/

 

 

公開予定のホラー映画紹介1 / 『 NOPE ノープ 』雲の正体について

(C)2021 UNIVERSAL STUDIOS

こんにちわ!きなこです。今回は映画「NOPE / ノープ」について軽くご紹介します。

 

監督と脚本を務めるのは『ゲット・アウト(2017)』のジョーダン・ピール。「不気味さ」と「奇妙」を交えたホラー演出の天才で、コメディアンとしても活躍しています。

公開された「NOPE / ノープ」の予告では「謎の雲」が人間や動物を吸い込んでいく様子が映し出されています。ポスターには「最悪の奇跡が起こる。」とのキャッチコピー。果たしてそれは何なのか。現時点では皆目見当もつかない・・・。

 

今のところ、全く内容は掴めませんが「最悪の奇跡が起こる。」というキャッチコピーから察するにあの謎の雲は、一部の人間にとっては都合の良いことだけど、巻き込まれる側にとったら不幸極まりないものだと考えられます。例えば「不気味な雲」は、主人公にとって都合の悪い人間だけを吸い取る物体だとしたら・・・。

題名にもある「NOPE / ノープ」は「NO」=「いいえ」を強調した別バージョンで、主に友達同士のような気さくな関係で使われるものらしいです。ジョーダンピール監督の代表作『ゲット・アウト(2017)』は「出ていけ」という意味で、「ノープ」と同じく話言葉という共通点があります。『ゲット・アウト(2017)』の場合、作中での「出ていけ」というセリフは非常に重要な意味を持っていました。

「NOPE / ノープ」の場合も、作中の人物の「いいえ」というセリフが物語において重要な意味を持つものだと思われます。もしかすると、あらゆる物質を吸い込むあの「不気味な雲」はキャラクターに何かしらの要求を提示し、それを「いいえ」と断れば襲ってくるシステムなのかもしれません・・・。

 

今やサプライズホラーの名手となったジョーダン・ピール。今回はどんな社会風刺と、衝撃的な展開を見せてくれるのか…とっても楽しみです!

 

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「NOPE / ノープ」は8月26日公開です。

 

ではまたッ!